ルール説明

基本ルール

基本的なルールおよびゲームの進行は、一般的な大富豪に従います。
ルールを知らない方は、Wikipedia をご参照ください。

大会進行

  • 3~5人ごとのリーグに分かれて、勝ち抜き戦とします。
  • リーグ内で対戦し、1位が5ポイント、2位が4ポイントと順にポイントを獲得していき、最下位は0ポイントです。
  • 10回戦を3セット行い、最終的にポイントを多く獲得した人が勝ち抜けとなります。
  • 1位になると階級が「大富豪」となり、次のゲームは「大貧民」との2枚交換がありますので、圧倒的に有利な条件で進めることができますが、10回戦ごとに階級がリセットされ、次のセットからはまた全員「平民」となってスタートします。
  • 大会は、ルールの複雑度によってクラスAとクラスBの2部構成とします。両方のクラスにエントリーすることも出来ます。

ゲームの詳細ルール

【クラスA】

最低限のルールだけを設定した、単純でプログラム実装の手間が少ない、忙しい方向けのルールです。

  • ジョーカーは1枚、常に最強
    • トランプの中に1枚だけジョーカーが入っています。ジョーカーは常に最強で、それより強いカードは存在しません。
  • 革命あり、革命返しあり
    • カードを4枚以上同時に出すと、革命となりカードの強さが反転します。ただしジョーカーは革命の影響を受けず最強のままです。
  • 同じ数字のカードを同時に出せる
    • ジョーカーを含めて出すことも可能とします。

上記以外の制限事項、ローカルルールは適用されません。

【クラスB】

クラスBは、クラスAルールに加えて階段やあがり禁止札など、少し難易度がアップしています。
思考ルーチンにも幅が広がり、より戦略的な打ち方が求められます。

  • ジョーカーは1枚、常に最強
  • 革命あり、革命返しあり
  • 同じ数字のカードを同時に出せる
  • 階段あり
    • 同じスートで3枚以上連続した数字がある場合、まとめて出すことが出来ます。ジョーカーを含めることも出来ます。4枚以上出すと革命になります。
  • ジョーカーあがり禁止、2上がり禁止
    • ジョーカー、2であがると、強制的に最下位となります。革命時は2ではなく3あがり禁止となります。
    • ジョーカーと他の札を含む場合、他の札で判定されます。
    • 階段の場合、2(革命時は3)を含む階段はあがり禁止です。

大富豪は初期手札の内容によって大方の優劣が決まるため、運の要素が強いように思われがちですが、クラスBルールでは階段があるため、 初期手札に強いカードが少ない場合でも戦略によっては勝てる可能性がアップしています。
従ってクラスAよりもクラスBで対戦を繰り返すことにより、プログラムの実力を推し量りやすりと考えています。